学校制服

ひとくちに学校制服といっても幅が広い。年齢的には幼稚園から大学まであるし、高等専門学校や専修学校でも制服は存在する。またアイテムの種類も豊富で、夏服・冬服の別はもちろん、ジャケット、スカート、ベスト、ジャンパースカート、スカーフやネクタイ、ブラウス、校内着、コート、帽子、実習服、靴、カバン、校章類、などなど数え上げたらきりがない。

そして、学校制服には使用年限がある。基本的には入学から卒業までで、小学校や一貫校では成長に合わせて取り換えられる。職業制服のようにモデルチェンジはあるが、着用途中で取り換えられてしまうことがないのが救いだ。

 

着用者は未成年であることが多いせいか、その扱いは極めて雑だ。制服たちは過酷な扱いに必死に耐えて学校生活を支える。なのに、卒業したら不要品となり、あっけなく処分されてしまう。幸か不幸か、おさがりで使われると、同じような酷使が続けられる。

 

また、学校制服はいわゆる「フェチ」にも捕まりやすい。昨今はブルセラショップやネットオークションなどで大量の制服たちが売買され、多くは男性フェチたちの性欲解消の道具にされてしまう。

性風俗店では女性に本物の制服を着用させていることを売りにしている店もある。そういう店に捕まってしまうと、学校とは縁もゆかりもない成人女性に袖を通され、会ったこともない男性たちの凌辱を受けることになる。学校生活では受けたことのない恥辱にまみれ、汚され、痛めつけられて、使い物にならないほど傷つき汚されて処分されていく。