女性に着用されている衣類たちはとても可哀想(かわいそう)な状態にあります。そのことに気づいている人は、この世にほとんど存在しないでしょう。
汗を染み込まされ、皮脂や垢で汚れ、飲食物のシミをつけられ、体の動きに合わせて奔放に揺さぶられ、椅子に座ると背もたれに押されたり、お尻に敷かれたりしてシワをつけられ、脱がれたらバッグに押し込まれたり、取っ手に引っ掛けられたり、荷物の下敷きにされたり。
そして使われていくうちにヨレヨレになったり、テカリが生じたり、擦り切れたり。
そんな苛酷な環境にあっても、着用者のために懸命に尽くしてきた衣類なのに、たとえば、学校制服などは卒業して不要となったとたんに邪魔者扱いで処分されてしまう。現役時代は乱暴に着用され、雑に扱われている衣類たち、そして、不用品となったらあっけなく見捨てられる衣類たちはほんとうに惨めで可哀想です。
また、リサイクル・リユース目的で売却されたとしても、リサイクル工場に送られればシュレッダーで裁断され、鉄の爪で粉砕されてしまう。かろうじて形を残された場合でも、再び女性の手に渡れば過酷な環境に戻されることになるし、もしもアダルトサイトに見られるようなイヤらしい用途に使われたら更なる地獄が待っているのです。
私は学生時代、クラスの女子の制服のことをいつも「かわいそうに」と思って眺めていました。椅子に座るときスカートはぐしゃっと尻に潰される。脱いだ上着は落ちそうなほど適当に背もたれに引っ掛けられていたり、バッグに押し込まれたりしている。上級生の制服はテカテカのヨレヨレに着古されている。
そんな姿が堪らなくて、小中学生のころは、授業中に女子の制服姿を眺めながら自慰行為をしていました。下校中にポケットに手を突っ込んで、女子の姿を観ながら擦っていたこともあります。いつも頭の中は制服を哀れむ気持ちでいっぱいでした。
当時の私は、女子の制服のことを考えながら自慰行為をしているのは自分だけだと思っていましたが、のちにインターネットで、女性衣類にこだわりがある人が少なからず存在することを知り、驚かされました。セーラー服をわざと汚したり破ったりしている画像もたくさん見つかり、かわいそうに思えて胸が張り裂けそうになり、同時に、最高に勃起しました。
ネット上では中古の制服たちが数多く売りに出されていました。制服一式が脱ぎ置かれた状態なんて、教室でも身近に見ることができませんでしたが、さまざまな制服たちがテカリや裏地をさらされていました。そんな画像だけでも十分にかわいそうで勃起しました。
「自分だけではなかったんだ」と思いつつ、勇んで「衣類をかわいそうに思っている人」を探しましたが、そのころはまだ見つけ出すことができませんでした。
↓3年間、学校生活を共にした制服も、卒業したら捨てられてしまう。
処分に際して、内ポケットに刺繍されていたネームは、ざっくりと切り取られる。痛い痛いと泣き叫ぶ声も無視され、丸めてゴミ袋へ放り込まれる。これで、着用者と制服との縁はプッツリと切れ、衣類として二度と着られることもない。
私は、衣類以外の、布製品などもかわいそうだと感じることがあります。
サテンを中心に、特に光沢のある生地たちは悲惨な扱いを受けがちです。製品としては、シーツやフットスローのような寝具関連、テーブルクロスやテーブルスカート、カーテン、ピアノカバーに光沢生地が使われていたりすると、哀れで堪りません。か弱いサテン生地などは、乱暴な扱いによるストレスに必死に耐えているのですが、誰にも思いやりの欠片さえ持たれず、酷使され続けます。
ホテルのベッドに敷かれているフットスローは、靴を履いたままの足を載せられる宿命を負っています。テーブルクロスは食べこぼしで散々汚される運命です。いずれも綺麗な光沢のサテン生地のものであっても、汚されることが当たり前なのです。
カーテンやピアノカバーなどは日常的にそこにあるものなので、存在じたいが無視されているかのようです。
つるつるサテンの布地はまた、その美しさと儚さが災いして、そのままで展示物の敷物にされたり、壁のディスプレイにされたりもします。これらの布地たちは女性衣類になりたかったと思っているかもしれません。
しかし、女性衣類に使われたとしても、苛酷な扱いから免れられません。布地に生まれたこと自体を不幸として、己の運命を呪うしかないのでしょうか。
「かわいそう、可哀想」と言っている私ですが、泊まったホテルの部屋に、強い光沢のあるフットスローが置いてあったら、わざと靴を履いたまま足を載せてみたりします。美しいフットスローは、それが役目であるにもかかわらず、苦しそうな表情を見せます。踵をぐいぐい押しつけると、「もう堪忍してください」とか細い声で訴えてきます。
ホテルと言えば、シーツやカーテンにもサテンのようなすべすべ生地が使われているものがありますが、そうしたものに出会うと、例外なく「お相手」させてしまう自分がいます。全裸でシーツをわざと股間に挟んで寝たり、カーテンにもたれかかったりすると、みな嫌そうな顔をしながら、このおぞましい時間をやり過ごそうと必死に耐えているように見えます。
レストランでは、サテン生地のテーブルクロスが敷かれていることがありますが、わざとスープをこぼしてみたりすることがあります。きれいな光沢を自慢げに発していたテーブルクロスに、どろっとした液体が少しずつ浸み込んでいくのは、とても残酷です。
これらはみな、私の理不尽な行為にも逃げることなく、じっと耐えている。そうした姿が堪らなく健気で愛おしく感じられ、なぜか私の股間も怒張してくるのです。
↓リサイクルショップでは、元は高級な和服でさえ、二束三文のプライスタグを付けられて、投売りされている。ほんのわずかなシミでさえ致命傷なのだ。
中古品扱いとなったらタンスに入れられることも無く、大雑把に畳まれて山積み状態だ。ふつう和服は決められた畳み方をされて、畳紙に包まれ、桐のタンスで保管される。重ねてもせいぜい3枚だ。それがこのような扱いでは、みな苦しい思いをしていることだろう。
また多くのリサイクルショップでは、和服を針金ハンガーに引っ掛けて並べている。自重で型崩れするのは必至なのだが、誰もそんなことは気にしない。女性客たちに、リメイク用の生地として選ばれている様子は観るに耐えない。
世の中には、このような可哀想な女性衣類や生地たちが、誰にも見向きもされずに虐待され続けています。できることならそんな子達すべてを助けてあげたいのですが、叶うはずもありません。ならば、せめて出会ったときに「可哀想に」と哀れんでやり、可能ならば、その姿を写真に残したい、そうでなければ、記憶に刻んでおきたいと思うのです。
まずは、このサイトの記事や写真を見た方と、「どこが可哀想なのか」を共有してみたいと思うのです。
↓衣類たちの扱いは、それを所有・着用する人によってさまざまだ。それがどんなに過酷で残酷なものであっても、他人の所有物である以上、私が助けの手を差し伸べるのは困難である。
もし隣にいる人が、制服の上着を敷物にして踏みにじっていたとしても、可哀想だから止めなさいとは言えない。制服をどのように扱おうが、正当に所有している人の自由だからである。
所有者・着用者・使用者の意識が衣類に向けられなければ、衣類たちは救われない。
衣類は着用されるために生まれてきたのだから、着られて当たり前、むしろ徹底的に使いこまれて着古されたほうが幸せだろうとおっしゃる向きもあるでしょう。
しかし、衣類たちは人間が自分たちのために勝手に生み出したもので、衣類たちが望んで作られたものではありません。
衣類たちは、人間の身勝手により酷使されているのです。過酷な環境の中で必死に頑張らざるを得ず、奉仕させ続けられています。それなのに人間たちは乱暴に着用し、ぞんざいに扱います。挙句の果ては、不要となったらさっさと処分してしまいます。
断捨離などと都合の良い合言葉を唱え、トキめかなくなったなどと言い放って、ポイです。
こうした哀れな運命の衣類たちの悲鳴やうめき声、助けを求める叫びに一瞬でも耳を傾けていただけないでしょうか。
もちろん皆様には衣類を着用するな、布地を使用するなと言っているわけではありません。着用するならば丁寧に扱ってほしい、衣類や布地の尊厳を認めて大切にしてほしいということです。衣類たちにも魂があることを知っておいてもらいたいのです。
また処分しなければならなくなったときも、感謝の気持ちを向け、敬意を払って苦痛を与えないように適切な形で引導を渡して成仏させていただきたいと思います。
男性が性的欲求を解消する目的で女性衣類を使うこともあるかと思いますが、その際にも人間の女性に接するのと同じく、衣類のプライドを傷つけることなく威厳を保てるように、尊敬の気持ちを持って大切に扱っていただければ幸いです。キーワードは「気遣い」と「いたわり」です。
このサイトの目的は、あくまで衣類や布地が雑に着用されたり、理不尽に使用されたり、乱暴な扱いを受けたりしている状態を可哀想に思い、哀れむためのものであります。
女性たちはもちろん、その他関係者を不当に攻撃し、蔑み、貶めるためのものではないこと、および、関係各位の合法的な思想や行為を否定し、冒涜するものではないことを申し添えます。
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最終更新日:2024年11月16日
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