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インドは1947年にイギリスから独立し、現在、13億人以上の世界第二位の人口を抱える。その国民も人種、言語、宗教、文化など多彩で、公的認定言語も20言語を超える。気候も北部と南部、沿岸部と山岳部など多様であり、多民族文化とも相まって、その伝統衣装には多くのバリエーションがある。
また、周辺国に西はパキスタンやモルジブ、東はバングラディッシュやスリランカ、北にネパールやブータンなどがあり、国内にもチベット亡命政府があるなど、民族衣装に関しては国家の枠だけでは捉えきれない。ここでは、文化としての民族衣装単位で解説する。(あまりにも多様なので解説は基本的な部分にとどめる。)
なお、ネパールやブータン、チベットの衣装については、別ページで解説する。
インド系の人々は世界中に散らばっており、周辺国はもちろん、日本や欧米でも民族衣装を誇らしげに纏って生活している。
ここでは、いわゆるインド系女性が着用する代表的な衣装について解説する。
我々がインド女性の衣装と聞くと思い浮かべるのがサリーだろう。見た目にはわかりにくいが、下半身に穿くガーグラ(Ghagra)と呼ばれるペチコート、上半身に着るチョリ(Choli)と呼ばれる着丈の短い半袖上衣、その上に纏うサリー(Sari)の3点からなる衣装である。
一見複雑に見えるが、サリーは一枚の布を腰に巻き、肩に掛けているだけで、それを剥がしてしまうと、着丈の短い上衣(チョリ)と下のスカート状のペチコート(ガーグラ)姿になる。
標準的なサリーは、幅120cmx長さ500cmもある長方形の大きな一枚布である。
↓一般的なサリーではないが、パーティなどのちょっとしたイベントに着ていけるような、シルクサテンのサリーも存在している。フォーマルドレスの格として着用するころができるだろう。
身体に巻き付けているサリーも一枚の大きな布だと思うと、つやつやサテン生地に包まれている女性が羨ましくなる。
上衣のチョリと下に穿くペチコートは、ブラウスとスカートのようなものなので、着方に特徴は無い。少し複雑なのは肩から腰に巻いているサリーだろう。元は一枚の布なのだが、腰に巻いて奇麗なプリーツやドレープを作り、肩に掛ける。
サリーの生地質や色柄はとても多彩で、そのバリエーションは無限に存在するうえに、着付けについても地方ごとの特色があるようだ。個人的には、やはりサリーも光沢生地のものが、眺めていてそそるものがある。
↓きれいなドレープの作り方。
↓レヘンガ・スタイルのドレープの作り方。着付けは地方によって微妙に異なる。
↓地方による着付けのバリエーション。ベンガル/南インド/レヘンガの順で紹介している。
↓つるつる生地は眺めているだけで癒される。
<つやつやサリーの魅力動画>
主にインド・パキスタンはじめ南アジアで着用されている民族衣装である。
サルワール(シャルワールとも言う)は下半身に穿くパンツ(ズボン)で、カミーズは上半身に着る上衣を指す。
サルワールは、腰回りがゆったりしていて、足首に向かって細くなった形状のパンツ(ズボン)だ。ウエストは紐で締めるのが一般的である。同じようなパンツにチュリダー(Churidar)というものもあり、タイトな印象はレギンスに似ている。
上半身に着るカミーズは、ゆったりした身幅で着丈の長いシャツまたはチュニック、あるいはボディコンシャスなワンピースの形状をしていて、デザインや生地質などは多彩である。似た衣装にクルタ(Kurta)と呼ばれるものがある。
サルワール・カミーズを着た女性が出かけるときは、ドゥパッタ(Dupatta)と呼ばれる大きな布のショールを肩に掛けたり身に纏ったりする。美しい光沢のある派手な色柄のドゥパッタが風になびく姿は優雅だ。
ワンピースタイプのカミーズの例。
インドやパキスタンなどの学校制服には、サルワール・カミーズをベースにしたものも多い。暑い季節には、さらさらしたブラウス生地のものが清涼感を誘う。寒くなると上にブレザーなどを羽織ったりする。
シンガポールでの一コマ。タミール系(南インド系)の女の子。
しゃがんだとき、地面に衣装がべったりついても気にならないらしい。
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最終更新日:2024年11月16日
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