ボウリング

地味な動きに見えるが、ボウリングウエアは足捌きにより様々なインパクトを受けている。

初期のころの女子プロのユニフォームは、ストレートまたは狭いAライン型のスカートが主流で、前後左右いずれにもスリットなどは無かった。なので、大股のステップで脚が大きく開かれるとき、蹴回し(スカート裾)部分は大きく開き、強く引っ張られていた。幼い私は、そのスカートの様子に胸を痛めていたものだった。


近年の女子プロは、スリット入りタイト型、プリーツ型、フレア型など形は様々だが、基本的にはすべてミニ丈のスカートを着用している。

レーンでは僅か数歩の動きだが、ボールを投げる瞬間は、、激しく腰を動かし、投球後は脚が前後に広がっていて、スカートも影響を受ける。

 

 

 

 


ボウリングは意外と激しいスポーツだ。

投球の前後で、短いプリーツスカートやフレアスカートは勢いよく振り回されたり舞い上がったりすることからも、その動きの速さが分かる。

投球フォームのなかで、スカートは腿で何度も蹴られ、振り回され、そして強く引っ張られる。

少し開いたプリーツやフレアスカートの場合は、ボールを投げだした後に振り戻す腕が裾に強く当たったりする。

ミニスカートの宿命で、椅子に座るときは生地の位置を確認されることなく、ドシャッと腰を降ろされる。